御絵伝の修復が終わりました。
親鸞伝絵(しんらんでんね)
本願寺3代目ご門主 覚如(かくにょ)上人が親鸞聖人のご遺徳をお讃えするために制作した絵巻物。
親鸞聖人の生涯の行蹟を数段にまとめて記述した詞書と、各段に相応する図絵からなる。
詞書のみを抄出したものを「御伝鈔」(ごでんしょう)、図絵の方を「御絵伝」(ごえでん)と呼びます。
また、真宗寺院では毎年の報恩講の際に、余間に御絵伝を懸け、御伝鈔を拝読致します。
光徳寺の御伝鈔は第四世住職 了覚 の時代(箱の表書きには 貞享三年(1686)とあります。)より受け継がれてきました。
その御絵伝、、、損傷がはげしく、この度修復いたしました。
修復後
規模は小さなお寺ですが、皆さまとお念仏のご縁を大切に受け継いでいます。