大分県緩和ケア研究会県南支部 研修会のご縁
昨年、12月13日 大分県緩和ケア研究会県南支部の研修会で、お話しする機会をいただきました。
テーマは、臨床宗教師としての対人援助――「感情を深く意識する傾聴」。
臨床宗教師として歩んできた背景や、現場で大切にしている「多様な価値観をそのまま受けとめる姿勢」、そして援助者として欠かせない「自分自身の内側に生まれる感情を丁寧に見つめること」。
今回は、その一つひとつを事例と重ねながらお伝えし、グループワークでは、自分の感情の揺れや相手の言葉との距離を確かめ合う、学びの深まる時間をいただきました。
自分の感情を意識しながら心(耳)を傾けることは、ただ相手に寄り添うためだけではなく、相手の痛みや願いをより深く理解するための大切な営みです。
そしてその関わりの中で、支える側もまた自己を見つめ、人として成長していく――そのような“双方向のケア”の温かさと尊さを、参加者の皆さまと共有できたことに、心から感謝申し上げます。
最後には、対人援助者に不可欠な「セルフケア」の大切さについても、改めてお伝えいたしました。
ご参加くださった方々とお出会いや会話も私自身にとっても大きな励ましとなりました。
ありがとうございました。


