新築本堂見学・本堂瓦修理
数年来の度重なる豪雨や台風によって、また本堂の瓦全体の老朽化の影響もあり本堂には雨漏りが発生しております。(飾り瓦の撤去という一旦の応急処置にて現在は雨漏りの確認はありません。)
しかし、築295年を迎える本堂。安全面などいつまでも安心ではいられないでしょう。
これからの時代、果たしてこのような伽藍の本堂が必要なのだろうか、お念仏はどこでもできる、しかし、集い、お聴聞をする場は必要、などなど住職個人の悩みもありますが、お寺も本堂もご門徒さんとともに大切にしていくもの。
この度は近隣のお寺さまへ研修、見学に参りました。新築されてすぐの本堂、その経緯や経費などなど活発な質疑もあり嬉しく思います。
ただしかし、光徳寺に戻り今一度本堂に向かうと「やっぱり見慣れた、お参りしなれたところがいいねぇ」との参加者の言葉に、私も頷いたことです。
お寺がなにか事業を始めようとするとそっぽを向く方は多いですが、少しづつ意識を持っていただけたらと感じます。