光徳寺第十四世住職 ご往生
光徳寺第十四世住職 即生院 釋諦英(森 諦英)
令和元年十月十三日 享年七十七 往生いたしました。
第十五世住職継職奉告法要から一週間後のことであり、有縁の方々にはお気持ちも慌ただしく通夜、葬儀にご参詣くださり誠に有難うございました。
またこれまでの皆さまのご厚情、お育て誠に有難うございました。
浄土真宗の一住職としてお念仏に生きてこられ、最後のご縁にも皆さまと仏語を聞くことができる場をつなぎ、前住職も安心していることでしょう。
本ホームページ作成にあたり、前住職の写真を友人に撮っていただきました。
認知症初期との診断を受け、笑顔も少ないなか、「私もお寺さん(現住職)と仲良しなんですよ〜♫」との友人の言葉に笑ったその瞬間がこの笑顔であり、ご門徒がよく知る笑顔であります。
『なしかのぉ〜』が口癖であった前住職。
一切皆苦の只中の苦しみをご門徒とともに悔やみ、悩み、阿弥陀仏、お念仏に救われともに安らぎ、また、改めて「なしかの〜」とともに歩んできた前住職の歩みであったことと思います。
お念仏申し、歩まれたご生涯を偲ぶほどに住職としての責務を思います。
またこの笑顔にまた多くの方々が会話をされたことでした。
南無阿彌陀佛