【未来へつなぐ光徳寺】第5回:〜共に歩む決断。門徒説明会・総会のご報告と、届き始めた皆さまの思い〜
皆さま、こんにちは。光徳寺住職の森智崇です。
前回のブログでは、説明会に向けた建設委員会の奮闘をお伝えしました。今回は、4月から5月にかけて開催いたしました「門徒説明会」と「門徒総会」、そして現在お寺に届き始めている皆さまの温かい思いについてご報告いたします。
■ 「聞く姿勢」を大切にした門徒説明会
4月下旬から3回にわたり開催した門徒説明会。入念な打ち合わせの中でも、私たちはこの場を、単なる「情報を伝える場」ではなく、皆さまの不安をほどき「安心と納得を育てる場」にしたいと考えておりました。 そのために「席の配置」も工夫しました。委員とご門徒が対立するような構図ではなく、互いに顔を見合わせてお話しできるよう、これまでの皆さんも経験がなかった「円形」の席配置を採用しました。


また、説明会には改修予定業者(株式会社玄匠様)にもご参加いただき、実際の改修内容についてさらに詳しくお聞きすることができました。専門的な視点からの丁寧なご説明に、皆さまの間にも安心が広がったように感じます。さらに今回はオンラインでのご参加にも対応したことで、ご自宅からの参加を希望される方々にも大変喜んでいただくことができました。
当日は、資材高騰への対応や予備費についてなど、率直なご質問やご意見をたくさんいただきました。一つひとつのお声を受け止め、委員が皆で助け合いながらお答えしていく中で、まさに「一方的にお願いするのではなく、現状を正直にお伝えし、皆さまとご一緒に考えていただく場」となったことを実感しております。
下げ降りを使用して実際の柱の歪みも確認できるようにいたしました。

■ 門徒総会での正式承認と、背中を押してくださった皆さま
そして迎えた5月16日の門徒総会。ここでは、本堂・会館の改修計画の実行(6月での業者契約)と、それに伴うご寄付のお願いという2つの重要議案についてお諮りしました。 結果として、ご出席いただいた皆さま、そして約130通を超える委任状を託してくださった皆さまの温かいご理解により、無事に正式な承認をいただくことができました。これは単なる決議ではなく、「未来の光徳寺に向けて一緒に進もう」と、皆さまに力強く背中を押していただいた瞬間でした。
またときを同じくして、本堂鬼瓦の一部が落下するという事態もあり、早期改修へ緊迫した状況であることも共有したことです。

■ 届き始めた温かいお志と励ましのお声
総会での承認を受け、現在、地区総代の皆さまを通じて「ご寄付のご意向確認書」の配布と回収を進めていただいております。 お願いの際にもお伝えしております通り、ご寄付は決して強制するものではなく、ご事情に合わせてご無理のない範囲でのお力添えをお願いするものです。それにもかかわらず、現在お寺には、皆さまからの温かいお志とともに、「これからもお寺を守ってください」「完成を楽しみにしています」といった励ましのお言葉が次々と届き始めています。 皆さまからのお気持ちに触れるたび、住職として、そして建設委員一同、そして身の引き締まる思いとともに、深い感謝の念に堪えません。
次回【第6回】では、いよいよ無事に工事契約を交わし、具体的な「着工準備」へと動き出したお寺の様子をお伝えします。本堂床下の整理に向けた運営班の奮闘や、皆さまの願いを直接刻んでいただく「瓦懇志」のスタートなど、本格化する実作業の裏側をご報告いたします。 引き続き、温かいご支援と応援をよろしくお願い申し上げます。


