【未来へつなぐ光徳寺】第4回:~門徒説明会へ向けて 奮闘~

皆さま、こんにちは。光徳寺住職の森智崇です。

前回のブログでは、今年1月に実施したアンケートでいただいた皆様の率直なお声と、共に歩む体制づくりについてお伝えしました。今回は、そのお声をどのように計画へ反映させ、門徒説明会へ向けた準備を進めてきたか、建設委員会の「役割分担による奮闘」と、ある事情による「時間との戦い」についてご紹介いたします。

■ 「前倒し」の決断

本堂の状況から改修の必要性は充分にありますが、改修にあたりやはり大きな問題はお金です。当初、そのためのご門徒への説明時間を1年と予定していました。しかし、3月の業者との打ち合わせの中で、「現在の建築資材や人件費の高騰状況から、今年(2026年)6月中旬までに契約をしないと、来年度以降は費用が大幅に上がってしまう可能性が高い」という切実な見通しが示されました。
費用面も鑑み当初の予定を前倒しすることについて慎重に協議を重ね、ご門徒の皆さまへの説明内容の精査や準備の加速、そしてそれに伴う負担を引き受ける覚悟をもって、6月契約を目標とする決断をいたしました。こうして説明会までに残された時間はわずかとなりましたが、建設委員会の皆さまは、「限られた時間の中でも、ご門徒の皆さまにきちんとお伝えし、ご理解とご納得をいただきたい」との思いを一つにし、一丸となって急ピッチで準備を進めてくださいました。

■ 役割を分かち合い、専門性を活かす3つの班


時間的な制約がある中で精一杯のことをするため、建設委員会はそれぞれの得意分野を活かし、個人として担う担当とは別に「建築班」「財務・広報班」「運営班」の3つの班に分かれて奮闘しました。

・建築班の奮闘:技術と願いを形に

建築士や大工などの専門知識を持つ委員を中心に、業者との度重なる調整を行いました。本堂の老朽化の深刻さをどうすれば分かりやすく伝えられるか、また、皆さまから要望の多かった会館のバリアフリー化をどう実現するかを考え抜き、図面や現状写真の準備に奔走しました。

・財務・広報班の奮闘:安心を届けるための説明会へ向けて

アンケートの際には、計画の規模感を共有するための「ひとつの目安」をお示ししました。決して一律でのご負担を強制するものではなく、ご事情に合わせ、ご無理のない範囲でのお力添えをお願いするものです。その思いを込めて、少しでも皆さまに安心し、ご納得いただけるよう、ご負担の少ない資金計画の検討や、分かりやすい説明会資料の作成に向けて何度も夜遅くまで協議を行いました。

・運営班の奮闘:見えないところから支える実務

改修期間中も、お寺の日常は続きます。運営班の皆さまは、秋に控えた本堂内の大きな仏具の移動や床下の片付け、そして工事期間中の安全管理や仮本堂の準備など、表には見えにくいけれど欠かせない実務的なスケジュールの調整に力を注いでくださいました。

■ 「安心と納得を育てる場」をめざして

時間がない中でしたが、「どうすればもっと分かりやすく伝わるだろうか」「この表現で不安を与えないだろうか」と、委員の皆さまが一文字一文字に心を配りながら、精一杯の準備をしてまいりました。説明会資料も、説明会に来れずとも計画案が届くようにと住職が中心となり何度も校正を重ねながら作成いたしました。説明会の座席のレイアウトもお互いに緊張感を与えないように、ともに向き合えるようにと円形にしよう、など、みんなで取り組んでいこうという細かな配慮もなさってくださりました。


次回【第5回】では、実際の説明会と門徒総会、届いてくるご門徒の思いを振り返ります。引き続き、温かいご支援と応援をよろしくお願い申し上げます。

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